小笠原レース DAY5
風速10m波高3m
突然舵が重いとのことなので、船内やオートヘルムをチェックしたが特に異常なし
ボースンが舵折れてるで~
これが2つ目のアクシデント
最初冗談と思ってたら、折れた舵が後ろにまとわりついている
あまりの予想外にさてどうしたものかとっさに思いつかなかった
かなりの船酔いで頭もやられている
荒れる海で、まずエマージェンシーラダーをデッキに出し、大会本部に衛星電話で事態とリタイアを連絡した
コントロール不能になればいよいよ保安庁の巡視船かUS2が飛んでくるが、その時は船を放棄することになってしまう
翌日潜って判ったことだが、幸運にも舵は上半分の片面が残っていて、エンジンだと何とかコントロールできた
ただ、強風下でのセーリングは舵が抜けてしまい切り上がりやワイルドジャイブで、バングが飛び、メイントラベラーが損傷
ストームジブだけ揚げて北上した
夕方風も収まってきた
イルカの大群が先導してくれ
渡り途中の海燕もやってきた
クジラも見え珍客万来
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